一部筋からご要望がありまして、盆休みに実装してみました。
WinSMCという良く出来たエミュレータが既にあるのですが、
こちらはデバッガーが充実しててソフト開発に便利だよーということで。
実機付属のハードウェア解説書と回路図集を持ってたので、実装は割と楽でした。
回路図が小さすぎて、拡大鏡が手放せませんでしたが(苦笑)
将来的にはSMC-70の対応もしたいと思っています。
技術資料をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご協力いただけますと幸いです。
回路図が掲載されてる月刊I/Oは確か持ってたかな?
Common Source Code Projectでリリースしているエミュレータの実行ファイルも、
いつの間にやら82個になっていました。
PC-6001/6601とかMSXとかFM-7/77/AVとか、他の方に実装して頂いた機種もありますし、
PASOPIA7のLCD付とか、PC-8201の海外版とか、細かい違いで複数バイナリとかありますけど、
いつの間にやら随分と増えたものです。
どうりで全ビルドするのに時間がかかる訳ですね(苦笑)
SasajiさんのBML3とか、韓国の方が実装されたGoldStar FC-100とか、
まだ統合できてないプロジェクトもありますが。
多くの方に使っていただけるのは、本当にうれしい限りです。
昔野望のページに書いた、エミュレータのスケルトンとして、漸く実用的になってきたのかなと。
そういえば、Common Source Code Projectという名前ですが。
本来は、それまで実装してきたエミュレータを、単一のソースに統合するというプロジェクトの
名前でしかなかったんですよ。
ガンダムの統合整備計画とかと同じのりで、ちょっと厨二病的な。
それが、どういう訳か、エミュレータのニュースサイトで、Common Source Code Projectが
エミュレータの名前として紹介されてしまいまして、まあそのままでいいやーと。
私には割と良くある話です。Unofficial nesterのときとか(笑)