ご要望いただいておりました、MZ-80K+MZ-80FIO+MZ-80FDを実装しました。
MZ-80FIOは、東芝のT3444MというFDCを使用しています。
これがネット上では中々技術資料が見つからなくて困っていたのですが、
Oh!石さんから資料をご提供いただくことができました。
また、MZ-80FIOそのものは、Enriさんのサイトに解析資料がありましたので、
思いのほか短期間で実装を完了することができました。多謝多謝>お二方。
BASIC Master Jrも実装してみました。
取り敢えずブートして簡単なプログラムが動くところまでですが、
おいおい完成度を向上させていければと思っています。
さて、ebmjrの6800CPU実装にバグがあるようです。
1. CCは上位2bitは常に1のはずですが、0になっています。
2. CPX命令は上位バイトと下位バイトを別々に比較し、上位バイト同士の結果がN,Vフラグに反映されるのが正しい動作ですが、16bit比較になっています。
LDX #1, CPX #2 の結果はN=0が正しいですが、1になります。
あと、実機ではSEF40~SEF7Fのアクセス後、11マシン・サイクル(φ2の11周期分)後にNMIがかかります。これはモニタのSコマンドで使われています。
(ハードウェア周りの解説はインターフェース誌1980年2月号にあります)