作りたいものに妥協しないために、会社を興してまで完成させた作品です。うれろー、うれろー。

2017年05月13日

Common Source Code Projectの100バイナリ到達と、YAMAHA YIS

Common Source Code Projectで配布する実行ファイルが100個に到達しました。
2割弱は、Artane.さん、tanamさん、umaibauxさん、Sugaさんに
実装して頂いたものですが、まあ何とも結構な数になったものですね。

170513-1.png

100機種、ではないのです、まだ。
CPU違いとか、オプションボードの有無とか、日本版と海外版とか、
MSX汎用と特定機種とか、別バイナリになっている機種もありまして(を

別機種とする基準が難しいのですが、単純に機種名でカウントすると、
(FMR-30/50のCPU違いは1つに纏めるけど、FMR-60/70/80は別とか)
今のところ93機種くらいでしょうか。

#X1turboZを近々リリースできそうなので、直に+1になりますが(を
#その次は、PC-98RLかFM-16β辺り?

来年辺りには、機種数でも100機種を到達できるといいなあと思います。

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という訳で、記念すべき100バイナリ目は、まさかのYAMAHA YISでした。
日本のレトロPC界隈でも極めつけのUMAですね。
ネット上では、守谷様のサイトが一番情報が纏まっているかと思います。
ヤフオクでジャンク品が出品されたときは、まだ実機が現存したのか、
とびっくりしたものです。

6502ベースのCP/M風マシンで、SHARP MZ-2500やEPSON QC-10のような
柔軟なメモリマッパーと128KBのRAM、グラフィック用のサブCPUにZ-8001、
更にFDC+DMAC、浮動小数点演算用にAM9511を搭載するなど、
とても1982年の機種とは思えない、非常にリッチな構成です。
価格の方も、810,000円とそれ相応に超リッチだった訳ですが(苦笑)

エミュレータを実装していても非常に興味深い、楽しい機種でした。
まだ最大の特徴であるグラフィック回りが実装できていないのですが、
今後も継続して解析、実装していきたいと思います。

まあ、その辺りの話は本サイトの方を見ていただくとして。

170513-6.jpg170513-7.jpg

実は、今回の開発では、ヤマハ株式会社様に、ディスクやマニュアルなど
貴重な資料をご提供いただくなど、多大なご協力をいただきました。

2000年にunofficial nesterの開発を始めて、ずっとエミュレータの開発を
続けてきましたが、メーカ様にご協力いただけるのは初めての経験です。

#社内の方に個人的なメールをいただいたことならあるんですが(を

ご対応いただいたのは、マネージャクラスの大変偉い方だったのですが、
社内に散逸した資料を掻き集めて頂いたり、資料をスキャンして頂いたり、
もうもう大変にお骨折りいただきました。
わがままな依頼にも快くご対応いただきまして、
本当にどうお礼を申し上げればいいものやら、申し訳ない限りです。

また、守谷様には、ハードウェアの調査をご担当いただいたり、
ヤマハ様との仲介をしていただきました。

おかげさまで、日本のコンピュータ史的にも、とても重要な仕事を
させていただくことができました、本当にありがとうございます。

※ ご注意

まだ詳細はご紹介できませんが、諸々の事情がありまして、
ヤマハ株式会社様には、特別なご配慮を頂いたと理解しております。

一般に、ここまでのご対応をいただける訳ではないということを、
よくよくご承知おきいただきたく、
また本件について、ヤマハ株式会社にお問い合わせ等なさらないよう、
深くお願い申し上げます。
posted by 武田 at 18:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
100バイナリ、素晴らしい。
おめでとうございます。

比べて自分家のマシン、動かせてないな…とか色々思うところであります。
Posted by mgkiller(めがきら) at 2017年05月16日 16:08
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